「外壁の隙間が気になる」「塗装したのにすぐ劣化した…」そんなお悩み、ありませんか？
実はそれ、シーリングの劣化が原因かもしれません。塗装と同じくらい重要なのに見落とされがちな部分です。
この記事では、シーリングとは何か、そして塗装工事との関係をわかりやすくご説明します。
正しい知識を持てば、劣化を防ぎ、家を長持ちさせられます！
特に戸建てやアパートなどの外壁メンテナンスをご検討中の方は要チェック。
ぜひ最後までご覧いただき、ご自宅のシーリング状態も確認してみてください！
シーリングとは？
シーリングとは、建物の外壁の目地やサッシまわりなどの隙間を埋めるための防水材のこと。紫外線や雨風から建物を守る重要な役割を果たします。
なぜ必要？
外壁にできるわずかな隙間から雨水が侵入すると、建物内部の腐食やカビ、断熱性能の低下など深刻な被害が起きます。シーリングはその防止の要です。
どこに使われている？
主に以下の箇所に使用されています：
- 外壁のサイディングボードの継ぎ目
- 窓枠・ドア周り
- 屋上やバルコニーの立ち上がり部
いつメンテナンスが必要？
一般的に、シーリングの寿命は約10年。ひび割れ・硬化・剥離が見られたら、補修や打ち替えが必要です。塗装時に同時に行うのが理想です。
どのように行う？
シーリング工事には主に以下の2つの方法があります：
- 打ち替え：古いシーリング材をすべて撤去して新たに充填
- 増し打ち：古いシーリング材の上から新たに充填
状況に応じて使い分けられます。
誰が施工すべき？
専門の塗装業者や防水業者に依頼しましょう。知識や技術が必要な作業で、DIYでは失敗しやすいため注意が必要です。
どれくらい費用がかかる？
一般的な戸建て住宅でシーリングの打ち替えをする場合、費用は10万円〜20万円程度。塗装と一緒に行えば足場代も節約できます。
まとめ
シーリングは塗装と同じくらい重要な外壁メンテナンスの要です。塗装の効果を長持ちさせ、雨漏りなどのトラブルを未然に防ぐためにも、セットでの施工を検討しましょう！
執筆者：櫻庭 瞬也（さくらば しゅんや）
株式会社日本住設コーポレーション 現場責任者/宅地建物取引士
静岡県東部を中心に、外壁塗装・屋根工事を手がけて15年以上。
これまでに数百件以上の施工現場を担当してきました。
「お客様の大切な住まいを、10年後も美しく」をモットーに、見た目だけでなく耐久性・コスト・ライフスタイルまで考慮したご提案を行っています。
このブログでは、実際の現場で得た知識や体験談をもとに、「初めての塗装でも安心できる情報」を発信しています。
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