株式会社日本住設コーポレーション

サイディング外壁にローラーで塗装を施している作業の様子。半分塗られた壁が作業の進行を示している。

2025年6月最新版|サイディング外壁の塗装でよくある勘違い6選!普通の壁とはココが違う

2025年6月最新!「サイディング」「塗装」でお悩みの方必見。通常の外壁と違う施工ポイントを知らずに後悔する人が増えています!

サイディングの塗装とは?普通の外壁と何が違うの?

サイディング外壁の塗装は、モルタル壁などの一般的な壁とは異なる特徴と注意点があります。劣化症状も塗料の選び方も変わるため、誤った知識で施工すると耐久性や見た目に大きな差が出ることも。この記事では、2025年6月現在の最新情報をもとに、後悔しないための正しい知識をお伝えします。

1. サイディングの塗装はなぜ重要?

サイディング外壁は表面に塗膜コーティングがあり、この保護膜が紫外線や雨風から建物を守っています。経年劣化でこの塗膜が剥がれると、水の浸入や反り・割れの原因になります。塗装は見た目の美しさだけでなく、外壁自体の寿命を延ばすために欠かせない工程です。

2. 普通の壁とサイディングの塗装はどこが違う?

モルタル壁はひび割れが起きやすく、補修を前提とした塗装が多いのに対し、サイディングは**目地(コーキング)**の処理が必須。また、塗料の密着性や通気性など、外壁材の特性に合わせた選定が求められます。

3. 使用する塗料も変わるって本当?

はい。サイディングには「弾性塗料」はNGなケースが多いです。伸縮によって塗膜がひび割れたり、内部に水が溜まる恐れがあります。代わりに、通気性のあるシリコン塗料やフッ素塗料がよく使用されます。

4. 見逃しがちな「コーキング」の重要性

サイディングボードの継ぎ目にあるコーキング(シーリング)は、雨水の侵入を防ぐ命綱です。古くなったまま塗装をすると、せっかくの塗膜が無意味に。塗装と一緒に「打ち替え」または「打ち増し」施工をするのが基本です。

5. 塗装時期の見極め方は?

一般的には、築10年が目安。チョーキング(壁を触ると白い粉が付く)現象や、目地のヒビ割れ、外壁の色あせが見られるようなら、塗装のタイミングです。早めの診断でトラブルを防ぎましょう。

6. 業者選びで見るべきポイント

「サイディング専門の実績があるか」「コーキング工事も一貫して行えるか」が重要です。また、塗料の種類や工程をきちんと説明してくれる業者かどうかも信頼の判断材料になります。

【まとめ】

  • サイディングは塗膜と目地の保護が命。間違った塗装は劣化を早めてしまう。
  • 適切な塗料と施工方法、そして目地処理が必要不可欠。
  • 経験豊富な業者に依頼し、事前診断からきちんと確認することが失敗しないコツ。

執筆者:櫻庭 瞬也(さくらば しゅんや)

株式会社日本住設コーポレーション 現場責任者/宅地建物取引士

静岡県東部を中心に、外壁塗装・屋根工事を手がけて15年以上。
これまでに数百件以上の施工現場を担当してきました。
「お客様の大切な住まいを、10年後も美しく」をモットーに、見た目だけでなく耐久性・コスト・ライフスタイルまで考慮したご提案を行っています。

このブログでは、実際の現場で得た知識や体験談をもとに、「初めての塗装でも安心できる情報」を発信しています。

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