「塗装 見積もり」で後悔しないために!2025年6月最新のチェックポイントを知れば、追加費用や手抜き工事を防げます。
見積もりでチェックすべき5つのポイントとは?
見積もりは、ただ価格を比較するだけの書類ではありません。内容をしっかり確認しないと、後から高額請求や施工トラブルになることも。ここでは、後悔しないために押さえておくべき「5つのポイント」を2025年6月最新情報に基づいて解説します。
1. 【工事範囲】どこまでやるか明記されているか
「外壁全体」と書いてあっても、実際には細かい部分(破風板、軒天、雨樋など)が省かれていることがあります。範囲の詳細が図や文章で明確に書かれているかを確認しましょう。
2. 【使用塗料の種類とグレード】ブランド名も含めてチェック
同じ「シリコン塗料」でも、耐久年数や価格に差があります。使用塗料のメーカー名・商品名が記載されているか、グレード(例:ラジカル制御型・フッ素など)が適切かを見極めましょう。
3. 【塗装回数】3回塗りが明記されているか
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回が基本。それぞれの工程が記載されていなければ、手抜きの可能性も。1回塗りでは十分な耐久性が得られません。
4. 【養生・足場費用】一式表記ではなく内訳があるか
「一式」表記が多い足場代や養生費ですが、具体的な㎡数や単価の記載があると安心。適正価格かどうかも判断できますし、後からの追加請求も防げます。
5. 【保証・アフターサービス】内容が書かれているか
見積もり段階で、保証期間や点検の有無が記載されているかも要確認。「工事完了後の対応」について不明なままだと、万一のときに対応してもらえないこともあります。
見積もりを受け取るのは誰?
施主様ご本人以外にも、家族や代理人が見積もりを確認する場合もあります。そのため、誰が見ても分かるような内容になっているかが重要です。
いつ見積もりを比較・検討すべき?
見積もりを取るのは、業者を決める直前ではなく、最低2~3社を比較する段階で。時期によっては値引き交渉やキャンペーンもあるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
【まとめ】見積もりチェックで後悔をゼロに
見積もりは工事の「設計図」とも言える重要な資料です。価格だけで選ばず、内容を細かくチェックすることで、無駄な費用やトラブルを防げます。信頼できる業者を見つける第一歩として、ぜひこの5つのポイントを活用してください。
執筆者:櫻庭 瞬也(さくらば しゅんや)
株式会社日本住設コーポレーション 現場責任者/宅地建物取引士
静岡県東部を中心に、外壁塗装・屋根工事を手がけて15年以上。
これまでに数百件以上の施工現場を担当してきました。
「お客様の大切な住まいを、10年後も美しく」をモットーに、見た目だけでなく耐久性・コスト・ライフスタイルまで考慮したご提案を行っています。
このブログでは、実際の現場で得た知識や体験談をもとに、「初めての塗装でも安心できる情報」を発信しています。
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